- 2024.06.27
- 音楽活動
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デイサービスにおけるアクティビティの中で、『音楽活動』は多くの利用者様が馴染みやすく、楽しみやすいものです。
中でも『歌唱』は口腔機能の維持、心肺機能向上が期待できます。また演奏を聴きながら画面や歌詞カードの文字を目で追いながら歌う行為は、脳全体が刺激され、幸せホルモンと言われるセロトニン、エンドルフィンやドーパミンなどの脳内ホルモンが多く分泌され、更には副交感神経が優位になり精神の安定、幸福感を得られるなど好き、嫌いに関わらず歌を歌うことは、多くのプラス効果が得られると言われています。
第二デイでは、季節に合わせた「今月の歌」をチョイスし午後のレクリエーションや余暇時間活動に充てています。懐かしい唱歌や、若かりし頃の流行歌を歌う時間は、どの利用者様もそれぞれの脳裏にある記憶に暫し没入される様子がうかがえます。今後も音楽活動を積極的に活用し、個別支援においても心身機能向上に成果を上げられるよう取り組んでいきたいと考えています。 -
- 2024.06.25
- 土用の丑
- 2024.06.24
- 紫陽花祭り
- 2024.06.22
- 居宅介護支援事業所です。
- 2024.06.21
- 役割のある介護
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私らしさって何?どうやったら私らしくいられるのでしょうか?
その人が好きな事、得意なことをやっている姿が本当にその人らしい。
その姿を引き出せてこそ介護職の仕事ではないでしょうか?
認知症だからとか、半身マヒで迷惑かけるから・・・はもう考えない。一人一人に寄り添い一人一人に可能性があるなら追い求めていく。
お互い出来ることはどんどんやってもらい、どんどん補い合う。
認知症だから何もわからない、できない、脳卒中になったから何もできない。じゃなくて、何かできるか、何か取り組んでいただける環境を作りあげて行くことが介護職の役割の一つであると考えます。
一番辛いことは、できないことじゃなくて、忘れられちゃうこと、自分で自分の役割や可能性を諦めちゃうこと。「支えがあれば諦めることよりもやれることの方が多くなる」「私はまだまだ必要とされてるんだ!」入所者様のこの気持ちをいつまでも大切に、私たちは切磋琢磨しながら、日々介護に取り組んでいます。 -
- 2024.06.12
- 訪問介護での調理
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6月に入り、むしむしと暑い日が増えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
ご利用者様宅でも紫陽花の花が色づき始めました。これからは梅雨の季節ですね。なでしこ苑訪問介護事業所の私達ヘルパーも、暑い日も雨の日も利用者様のお宅に向かい、支援をさせていただいています。
先日、ご夫婦2人暮らしのお宅に家事援助に伺い、共に調理をしていた時のこと。
冷蔵庫にあった小松菜を夕食に茹でようとの事で準備をしました。
水で洗った小松菜を沸騰したお湯に入れようとした私に、女性利用者様が「ちょっとまって、こうすると上手に茹でれるよ」と、まな板と包丁を手に取り小松菜の茎の部分に器用に切れ目を入れ始めました。
「アクは少ないけど、さっと茹でれるでなぁ」と教えて下さいます。
小松菜の根本からお湯に浸け、好みの硬さになったらザルにあげると、色鮮やかな小松菜のお浸しが出来上がりました。
恥ずかしながら、小松菜を茹でる時の切り込みを始めて知り、利用者様に教えて頂いた私でしたが、何とも嬉しい気持ちにさせて頂きました。
今迄、家族にも教えてもらった事がないのに知れた喜び。
長年主婦をされてこられ、普段とは違った調理をしている時の利用者のイキイキとした表情とお姿。
利用者様との距離が少し近くなったひと時でした。訪問介護では利用者様と1対1になり、暮らしの中に寄り添い支援をすすめるなかで、小さな喜びにも触れ合うことができます。
人生の大先輩に知恵と工夫を教えていただき、今日はどの様な様子かなと、暑い日も雨の日もドキドキワクワクしながら、なでしこ苑ヘルパーは今日も元気いっぱいで、ご利用者様宅へ向かいます☆ -
- 2024.06.10
- ユマニチュード
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特養3階です!
みなさん突然ですが「ユマニチュード」という認知症ケア技法をご存じですか?
フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味です。
ユマニチュードでは介護を提供する側の心構えとして4つの柱があります。①見る
見るという行為により、ポジティブなメッセージを伝える技術です。基本は同じ高さで近い距離で長い時間相手を見るというものです。近くからみる事で優しさや親密さを感じさせる事ができます。長い時間見つめる事で友情や愛情を示すメッセージとなります。②話す
話す技術で大切なのが声のトーンは優しく、穏やかに語りかけることです。話す事ができない方をケアする場合は「オート(自己)フィードバック」という技法を使います。これは自分(ケアをする人)が今実施している内容を実況中継する事です。人間は最後まで耳は聞こえるというデータもあります。③触れる
触れる事はケアの全てと言っても言い訳ですが一番やってはいけない事は掴んだり、ひっかいたりする事です。手のひら全体で優しく背中に手を添えるなど広い面積でゆっくりと優しく触れる事が大切です。④立つ
そして写真にも掲載されている動作の「立つ」です。「立つこと」は尊厳や人間らしさの象徴とも言えます。ユマニチュードでは高齢者に1日20分程立つ時間や機械を作れば立つ能力は維持されると提唱されています。例えば、骨に過重がかかることで骨粗鬆症を防ぐことができる。立位の為の筋肉を使うことで筋力の低下を防ぐといった具合です。私たち介護士は専門職ですので日々根拠に基づいた支援を提供していかなければなりません。その為に日々様々な知識を取り入れ実践しております。これからも利用者様にとってより良いケアを提供していけるよう励んでまいります。
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- 2024.06.09
- ラムネシャワー☆